体の関係を持つことは恋愛のゴールではなく出発点
これはとても大事なことなのでシェアしたいと思います。女性にとっても、男性にとっても、体の関係を持つことはついつい快楽のためのものだと考えられがちです。ところが、私はこの考え方に、少し前から違和感を感じていました。
そして今日、この違和感に答えを出してくれた方がいます。それは何を隠そう、あの村上春樹先生です。実は昨日、とある私と同年代の25歳の男性が、女性と食事に行こうが、遊びに行こうが、体の関係を持った途端にその女性には飽きてしまうという相談を「村上さんのところ」で投げかけていたのです。
確かに、私がこれまでに出会った男性にも、はじめて体の関係を持った後すぐ、こういう「もう飽きた」というリアクションをする男性がいました。でも、それで関係が長続きしないのは当たり前です。体の関係はお互いの愛を育てるためのものであって、ゴールではないからです。
相手のこと知るための愛の営み
体の関係は、まさに村上春樹先生が仰るとおりで、私にとっても関係の出発点となることが多いです。この言葉のおかげで、私がこれまでに感じていた「世間がこういう行為を批判することへの違和感」は、一気に解決されました。
どうしてかと言うと、体の関係は「相手のことを深く知るため」に欠かせない、1つの過程だからです。それに、お互いすべてをさらけ出せば、自然とこれまでどういう人生を歩んできたか、将来何をしたいかなどを話してしまいます(笑)
例えば、体の関係を持つと、次のような話になったりしませんか?
- いつか行ってみたい場所
- 最近あった面白い話
- 次の休みはいつ?
- 子供の頃によく行った場所
- 仕事の話
- 過去の恋愛や思い出の話
- 今、頑張っていること
これは、体の関係が恋愛のゴールではなく出発点だという証拠です。はじめての関係を持った後に話す内容がこうなりやすいのは、心理的に「この相手はこんな自分のことを受け入れてくれるだろうか?」という気持ちが生まれるからです。だからこそ、ベッドの中では会話が大事と言われるんですね。
体の関係を良い出発点にするために
もし体の関係が出発点だとすれば、少し頭を使わないといけません。もちろん、考えすぎても駄目だけど、その相手について知りたいこと、自分にとって知って欲しいこと、これから2人で一緒に楽しみたいことなど、良い関係を続けていくために最低限必要なことくらいは、うまく話せるようにしたいところです。
こういうとき、一般的には女性の方がお喋りなことが多いですが、そんなとき、男性は女性の質問に2秒以内に答えられていますか? 体の関係を持った途端、もしくは、付き合って暫く立つうちに、愛想のない返事になってしまっていたりしませんか? 次の記事では、彼氏が彼女のためにできる簡単で効果的なことをまとめていますので、ぜひ読んでみてください。
また、逆に女性側が気を付けたいことは、男性に依存をし過ぎないようにするということです。大人の女性として、男性に対して正しく対等に立ち振る舞うことができなければ、これは男性に飽きられてしまいます。体の関係を持ってからの関係がなぜか長続きしないという女性は、次の記事を参考にしてみてください。
まとめ
今回は、恋愛において体の関係を持つことは出発点であるという話をしました。不思議なことに、とてもロマンチックな恋愛をして付き合っても、体の関係すらないままで別れてしまったり、逆に、体の関係から始まる恋もあったりします。
後から思い返すと、出発点にすら立っていなかったと感じられる恋があるのは、おそらくそのせいなのでしょうね。過去の恋愛に感謝をしつつ、また今日も1つ学びました。あなたはどう感じましたか? DEA I DEA では、今後も恋愛のための役立つコラムを掲載していきます。お楽しみに!